ちょっとした気弱

深夜特急 5巻
2019/08/22
腕立て伏せ:16回
懸垂:6回
体重:66kg

深夜特急も5巻の半ばを過ぎた。
全6巻なので、終わりが近づいてきたのだ。
また終わってしまう寂しさのような気分があって、4巻までのようにさくさく読み進めてしまうのが惜しいような、寂しいような気がする。

深夜特急の中でも沢木耕太郎がトルコからギリシャに入り、社会の中で生活していない焦りと旅の終わりが近づいている事を感じているように、私もちょっとセンチメンタルになる。

お盆が空けて最初の一週間の木曜日。
いつものようにコンビニで週間少年チャンピオンの「もういっぽん」を立ち読み、主人公の園田未知の前向きな姿勢にちょっと当てられてしまう。

ようするに気弱になっている。

VT750Sでの通勤は楽しい。
だいぶ運転に慣れて、ふいにコケテしまうのではないかという心配がなくなり、姿勢はネイキッドだけど、エンジン特性はクルーザーを心地よく走らせる。

オートバイに乗っている間やランニングをしている時は、社会から離れて自由になった気がして気持ちよくなる。
草むしりをしている時にも同様だ。
一人の時間が楽しいというのは、一人でいてもよいとだれからも思われている時間がとても心地よいのだ。