「珍夜特急」と「深夜特急」

「珍夜特急」と「深夜特急
2019/07/24 08:12
腕立て伏せ:17回
懸垂:5回
体重:66kg

さて珍夜特急のあとに深夜特急を読み始めて、今2巻の途中だ。
オートバイで移動する珍夜特急に比べて、深夜特急は、電車やバスでの移動になるので文章の割合でいうと、滞在した街や人との交流が占める割合が多い。

オートバイ乗り目線だと珍夜特急の、道を走破出来るかどうか、走っている時の緊張感もなかなか楽しめるのだけど、深夜特急では、電車やバス移動の最中の社内のあれこれもなかなか面白い。

1巻では一人でマカオに行って大小という賭事をするシーンは、なかなかドキドキさせられた。
僕も昔パチンコにはまっていたので、それを思い出したし、かつてアメリカ留学している友人宅に遊びに行き、帰りに一人ラスベガスで30万円ほどすってしまった事などを思いながら読み進めた。

どちらの旅も醍醐味は人との交流だ。
違った文化の人、年齢問わず、関わる事で物語が生まれる。
その交流とは、別に心を打ち解けあう交流でなくても面白い。

交流によって発生する、ありがたさや楽しさもさることながら、疑心や誤解や、時に偏見も含めて、これは別に旅先でなくてもよく感じる事だ。
しかし旅先では一時の出会いなのに対して、今現在日本で仕事についている場合には、疑心や誤解が生まれた相手に対して、それをほっておく事ができないので、なかかな大変なのだ。

これは他人から見た自分もそうであろうし、しかしまた、旅先のように振る舞ってしまえばそこまで深く考える必要はないのかもしれない。

今日はやっと梅雨明けの発表がありそうだ。
娘も夏休みに突入している。
暑くて湿気が多い日本の夏が本格的にはじまるという訳だ。