珍夜特急 最終巻

珍夜特急 最終巻
2019/07/14 07:53
腕立て伏せ:16回
懸垂:5回
体重:65.8kg

今日も雨の日曜日、これで日曜日の朝に雨が降っているのは何週間つづいているだろう?
そろそろ梅雨の終わりが見えてきてもいいんじゃないか、と思うけど、週間天気予報では来週も雨予報だ。

珍夜特急 クロサワ コウタロウ著
僕はamazonkindle unlimitedで立て続けに電子書籍で読んでいる。

本や映画に感動する時には、読む人とのタイミングがあると僕は思っている。
どんなに名作と呼ばれる作品であっても、読む人のそれぞれの環境や心境によって、響く響かないがあるのだ。
それでも大勢の人から絶賛される作品は、それだけ色々な人の心をつかんでいるのは間違いないのだが、、

「珍夜特急」最終巻を今読んでいる。
これは主人公のコータローが愛機のオートバイで1ndではユーラシア大陸を、2ndではアメリカ大陸を旅する話だ。

そこでは様々なトラブルも去ることながら人との出会いからコータローが思った事が書き綴られている。
その中で、僕が最も考えさせられた部分のひとつに、同じ人との関係性でも環境や心境の違いによってどう接してよいかわからなくなる。

というコータローの心の動きだ。

コータローは僕と比べれば、非常に社交的で人見知りせず、どんな場所でも溶け込んで馴染しまう性格に僕には思える。
そんな彼でさえ、人との接し方には色々と思い巡らせるのだ。
彼の社交性について言えば、元来の性格ももちろんあるのだろうが、この旅を通じて身についた部分もあると思う。

※以前通勤を旅の途中に例える(毎日の往復をルーティンと思わない為に)という低次元の発想からだが、コレも旅とするなら、普段の生活から学ぶ事も多いはずではないか!?

コータローが長い旅の末にどういう最後にいきつくのか?

僕は少しでも早くに知りたいと思う反面、終わって欲しくないとも思っている。
(珍夜特急ロスを軽減させるために、沢木耕太郎深夜特急を古本やで全巻買い揃えた、、)

クロサワコウタロウという作者は現在40代中頃だろうか?

僕より少し歳下である。
この旅行記の他に小説も書いているようだ。

そのうちに読んでみたいと思っている。

珍夜特急は最終巻のまだ半分くらい残っている。
残り短くなってしまったが、彼の感性や行動力をもう少しだけ楽しませてもらおうと思っている。