朝は寒いが、春の陽気になるそうだ。
昨日娘が作った栞を10円で買った。
だいたいの希望の大きさを娘に伝えて、自由帳をその大きさにハサミで切って、裏表に娘オリジナルの人の絵が描いてある。
最初に私に売りつけようとしたのは、娘が適当に折った紙のブックカバーだった。
値段は10円。
先日娘に本を買ってあげたのだが、「カバーしますか?」と店員さんが聞いてくるので、紙のカバーなんて子供はいらないと思ったのだが、してもらうように私が頼んだ。
娘はそのカバーを真似て、紙でブックカバーをいくつか作っていた。
私が読んでいる本の大きさに全く関係ない紙のブックカバーを貰っても使い道がないので、栞だったら買うよ、と娘に言った。
別に10円が惜しかった訳では断じてない。
ちゃんと絵も描いてね。と私は頼んだ。
厚紙で作ろうとしていた娘を制止して、もっと薄い紙の方がいいと注文をつけた。
今その栞を使っている。
読んでいる本は中古の単行本で、ちゃんと栞紐がついていた。
それでもかまわないと、娘の栞を使っていたが、この本は山登りの紀行文のような本でたまに地図がでているページに戻って確認したりする。
ちょうどいいと、栞紐は地図のページに差し込んで、私が読み進めるページに娘からの栞を挟んでいる。
なかなか実用的でとても満足している。