NATURAL BORN HEROES クリストファー・マクドゥーガル 訳:近藤隆文
昨日今日と気温は0度を下回り、ほぼ一年ぶりくらいで「真冬」を体感した。
北国から見ればあまちゃんな寒さでも、やはり堪える。
特にバイク通勤。
でもひと冬でこんな陽気を体感しないと、どこか落ち着かない自分がいる。
一度体感してしまえば、基準が出来て、よし大丈夫だなと安心感につながる。
「EAT & RUN」でも熱さや距離や寒さ等、一度身体に体験させると身体が覚えるみたいな事が書いてあって、まあスコットは毎回そのさらに上を目指す訳ですが、、、
「BORN TO RUN」の著者の別の本「NATURAL BORN HERORS」を読んでいる。
筋肉を使うのではなくて筋膜を使うという記述には、光を感じた。
マッチョ主義ではなく、女性や子供や老人でも可能だそうだ。
それには筋膜に身体の動きをインプットする。
昔おじいちゃんが鉄棒で大車輪するなにかのCMがあった。
このおじいちゃん、特に筋力が優れている訳ではなく、バランスがとてもいいのだとこれも何かで見た覚えがある。
それを裏付けるように、付け足す。これは筋膜をうまく使っていたのだと。
パリクールの記述もある。
あれは危ない事をやるのではなく、身体を思うがままに動かす技術なのだと。
私はジャッキーチェンに憧れていた。
強いという設定もそうだけど、自由自在に動かす体に憧れていたのだ。
単に強いのが好きならば、筋肉マッチョ力持ちで良い訳だから。
筋膜を使って、身体を動かす。
普段もちょっと意識してみようと思う。