- 原題:少林足球2001年|香港|カラー|画面比:1.85:1|109分 少林拳の達人たちがサッカーの試合に挑戦する痛快娯楽映画。 スタッフ監督:チャウ・シンチー(周星馳)/リー・リクチーアクション監督:チン・シウトン製作:チャウ・シンチー/イェング・クウ.. 続きを読
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- 2019/04/23
- 「私はこんな映画を求めていた!!」
- 公開当時、そう思ったのを覚えています。
- 何かの用事で渋谷にいた私は、「ああーやってる、やってるーっ」とワクワクしながら、今はなき渋谷東急の映画館に一人歩を進めたのでした。
- 最初っから最後まで自分の欲求を満たしっぱなしの内容に、ただただ満足がだだ漏れしてしまいました。
- 取り上げた題材とこのノリと、昔から弱者が強者に勝利する(少年ジャンプ的な)サクセスストーリーが好きだった。
- この王道ストーリーと惜しげもないCGと、主人公と他の登場人物達がひたすらバカっぽく、当時の私にとってまさに非の打ち所がない映画でした。
- ※CGでスポーツを扱うシーンが好きです。
- 私が好きなのは壁に向かってサッカーボールを蹴っているシーン
- ゴミ置場の冷蔵庫(確か、)を蹴り上げるシーン
- 地味ですが、つかみはOKでした。
- ヒロインが出てくるのですが、他の物語のヒロインのような扱いではなくヒロインなのにコケ落とされ、笑われ、クライマックスで坊主頭で登場した時は、涙を流しながら笑ってしまいました。
- ストーリー全体を通して、単にバカっぽいだけではな、く他者に理解されない悲哀、しかし打ち負かされない力強さが溢れています。
- 2001年公開でしたか、もう18年も前なのですね。
- 「はてなブログ」で好きな映画登録で「少林サッカー」のことを思い出して、急に書いてみたくなりました。今では知らない人も多いかもなぁと感慨深くなりました。
- この興奮をもう一度と思って、周星馳(チャウ・シンチー)の過去作品を見まくったり、「カンフーハッスル」も映画館で待ち望んで観ましたが、少林サッカーを超える興奮を味わうことは出来ませんでした。
- (どれも面白かったですよ、でも少林サッカーほどじゃなかった、、、)
- 面白い映画との出会いはその内容だけでなく、自分がその時置かれている環境や、バイオリズムや色々なことが関係すると今では思いますがとにかく面白かった。
しばらくしてチャウ・シンチーが久しぶりに監督をした「西遊記・はじまりのはじまり」が公開されると知りました。2013年
しかし大きすぎる期待を裏切られ続けた私は「西遊記」を映画館で鑑賞しませんでした。
「西遊記」には残念ながらチャウ・シンチーは出演していません。
しばらくしてからDVDで鑑賞しました。
なんということでしょう。メチャメチャ面白かったのです。
そうです。そういうことなのです。
いくら童話や物語の西遊記で玄奘三蔵が慈悲深く描かれようと、いくら孫悟空が暴れん坊だと表現されようと、チャウ・シンチーが描く「西遊記」が私にとっては最も面白く、最も説得力があったのです。
チャウ・シンチー独特の視点なのでしょうか?
この視点、解釈に再び私は魅了されてしまったのです。
「少林サッカー」のDVDは予約して手に入れました。
おまけでTシャツがついていました。
着れる機会がないなと、いつかの断捨離の時に友達にあげてしまいました、、、
また思い返して観ようかしら。
こんな映画にまた巡り会えたらいいなぁと日々待っております。